お茶(煎茶)の淹れ方

本当は最初にブログで書くべきだったのですが、基本的なお茶の淹れ方について話していきたいと思います!

ですが、淹れ方といってもお茶の種類は多いため、お茶の種類それぞれの特徴があります。なので、”こう淹れた方が美味しいよ~”と言われたり、”うちは昔からこうなんやけん!”と言われたりすることもあるでしょう(笑)

今回は日本茶アドバイザーを取得するにあたって、勉強してきたことを話していきたいと思います!


日本茶を淹れる時の手順


1)茶の量を決める

通常の煎茶なら1人分を2gから3gで十分だと思います。3g/人なので5人なら…15gと思いますが、もう少し少なくても大丈夫ですよ!(薄く感じたら調節してください)

2)湯の量

湯の量は入れる茶碗にお湯を入れて、お湯の量を軽量します。茶碗にいれることで湯冷ましの役割もかねています。

(お湯の温度は一回ほかの茶碗や湯冷ましに経由することで温度が10℃下がります。つまり、沸騰したお湯を 茶碗 → 湯冷まし と入れることで約20℃温度が下がることになるのでだいたい80℃くらいまではお湯の温度を下げることが出来ます。)

一煎目はお茶の葉が水を吸ってしまうので、それを見越して少し多めに入れることをお勧めします!

3)湯の温度、浸出時間

お茶の種類によってかなり違ってきます。ので…種類によるお湯の温度・浸出時間の例を書いておきます。

湯温・浸出時間(例)

これはあくまでも例です!自分の好きな湯温や浸出時間を探すのも日本茶を飲む上での醍醐味だと思いますので、ぜひいろんなお茶を飲んでみてください!

それと、二煎目を飲まれるときは、一煎目よりも熱い湯で淹れる事でそのお茶の違う味わいも楽しむことが出来ます!

4)注ぎ方

注ぎ方ですが、お茶は廻し注ぎといって、数回に分けて注ぎます。これはお茶の成分に偏りをなくすためで、廻し注ぎをしないとお茶の濃さに偏りが出てしまします。

廻し注ぎの方法は、最初に注ぐ茶碗をAとして、2、3番目をB、Cとすると、A → B → C 、 C → B → A 、 A → …と急須にお湯が無くなるまで注ぎます。

二煎目を飲まれる際は必ず、一煎目のお湯は必ず注ぎきってください!これはなぜかというと、一煎目のお湯が残っているとじわじわと茶葉から成分を浸出し、二煎目を飲むときの苦みやえぐみになってしまうためです。なので、一煎目は最後まで注ぎきることで次のお茶も楽しめますし、最後の一滴には美味しい成分が多く含まれているといわれているのでしっかり注ぎきりましょう!


お茶を淹れる時の注意点!


お茶を淹れる際に、守ってほしいことがあります!それは…

1)必ず沸騰したお湯を使用する。

2)上級煎茶・玉露は熱湯ではなく温いお湯で。

3)かならず一煎目は注ぎきること。

と、この3つは大切なポイントになると思います!


ほうじ茶、番茶について


ほうじ茶、番茶は香りを楽しむお茶でもあるので、熱湯でいれることでしっかりとした釜香などを楽しむことがおススメです!

余談ですが、ほうじ茶や番茶などの苦みが苦手だなーってかたは水出しでも出すことが可能なので飲んでみてください!

今回はこの辺で!ありがとうございました!

最後までご覧いただき

ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました