お茶の水色の違いって何?

日本茶ミニ情報

こんにちは!こんばんわー!おはようございます!

皆さん、風邪は引いてないでしょうか!

楽しいお茶ライフには健康な身体が必要です!ご自愛くださいませ…。

緑茶(煎茶)の水色の違いって何?

左:煎茶 右:番茶

緑茶=緑色と感じている方は多いと思います!僕もそのイメージが強いです!

深蒸しなどは物にもよりますが、お茶の微粒子が淹れたときに出ていく傾向があるので水色は鮮やかな緑色に近いものが多いです。

しかし、煎茶の水色は黄色と言われており、それは黄色の色素である成分のフラボノール配糖体やフラボン配糖体によりそう見えてるわけです!

でも、「いやいや、緑でしょ」ってなる方もいると思います。

その通りです(笑)

葉っぱの成分の中にクロロフィルという成分があるため、緑色が強く見えているわけです。

つまり、かぶせ茶や玉露はかぶせることでクロロフィルが増えているので、水色が緑色になっているというわけなのです!

番茶や火入れの強い茶葉は淹れると、やや黄色が強く見えます。その理由は次の目次で…

ほうじ茶は何で茶色いの?

ほうじ茶

ほうじ茶は茶色い(赤み?)ですね。

この茶色はカテキン類が焙じられた時に酸化されて、カテキン類酸化物になります。

このカテキン類酸化物の濃度(比率)が多くなればなるほど褐色や赤みがかかって見えてくるのですよ。

つまり

ほうじ茶はカテキンが少ない…。なので渋みも少なく飲みやすいお茶と言われています。

煎茶を多く飲むと胃が荒れるといわれますが、ほうじ茶はその心配もあまりないのでお子さんやご年配の方も飲みやすいかと思います!

先ほど番茶の話になりますが、番茶や火入れの強いお茶はカテキン類酸化物の比率が通常の煎茶よりも多いので黄色や赤色が強く見えるわけです!


さて、いろいろと水色について話しましたが、どの水色が良いというわけではありません。

自分の好きなお茶、自分に合っているお茶を探すのが一番ではないかと思います…。

ではでは良いお茶ライフを!

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